飛行機の中で死にそうになる

先日、飛行機で日帰り出張をしてきました。

行きの飛行機は40分ほど到着が遅れてしまいました。

予定では、昼食を食べてから現場へ向かうはずだったのですが、間に合わないの昼食抜きで急行しました。
何とか間に合い、用事を済ませ帰路につきます。

昼食抜きだったので、食事をしようかと思ったのですが、帰りの飛行機の時間も押し迫っていたので、飛行場で食べる事にしました。

飛行場についてトイレに行き気付きました。

『あっ、今日2回目のトイレだ！』

朝起きてトイレに行き、午後4時頃に2回目のトイレです。
飛行機が遅れたので、飲まず食わずトイレ無しで動き続け、やっとのトイレだったのです。

それから食事。

ビールを2杯のんで飛行機に乗り込みます。

飛行機は、今はやりの格安航空機。
新幹線より飛行機の方が安い！

でも席は狭くギュウギュウといった感じです。

私は真ん中の席で、知らない2人に挟まれている感じ。
しかも左右とも女性。

下手な動きをしたら、いやがられるかも・・・
おとなしくしとこう。

そう思ったのが運の尽き。

窮屈な座席に、コートを脱ぎもせず体を押し込めて眠りにつきます。

途中、気分が悪く目が覚めました。

吐き気がします。
目が回り、前が赤と黒の網目模様に見えます。
スパイダーマンの衣装の様です。

これは、ヤバイ。

冷や汗をかいてきました。
おそらく、顔面蒼白な状態に違いありません。

これは、本当にヤバイ。
何とかしなくては・・・

少し経てば良くなるかな？

少し寝てみます。

眠れません。

天井の空調を顔に当たるように調整します。

顔に風が当たるので、何となく気分が紛れます。

とりあえず、コートを脱いで体を楽にしよう。

狭い座席で、無理矢理コートを脱ぎました。

飛行機に乗る直前に食事をしたので、ズボンのベルトも緩めました。

そして、風に当たり、十数分・・・

赤と黒のスパイダーマン模様から、オレンジ色の編み目に変わり、そして、ようやく目が見えるようになってきました。

ふ～、助かった。

死ぬかと思いましたよ。

飛行機乗る直前に食事するのは良くないですね。
それと体の締め付け。

おそらく体を締め付けすぎていたので、貧血状態になったのだと思います。

吐かなくて良かった。



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