プログラマー歴30数年。
初めてのプログラムは、BASICが走るポケットコンピュータだった。
そのポケコンで、プログラムを学び、今に至る。
そもそも、DLL(ダイナミックリンクライブラリ)は、Macをまねして出来たWindowsで苦肉の策で提案された逃げの一手。
つまり、ディスク容量が少なく、メモリも少なかった当時のOSで、いかにディスクとメモリを節約するか?と言う課題を克服した方法がDLLなのだ。
確かにリソースの節約に貢献している一方、様々な弊害もある。
例えばバージョン問題。
あるプログラムがDLLにリンクしている。
後にDLLだけバージョンアップされ、それを呼び出していた多くのプログラムがこれまで通り動作できなくなってしまう問題。
仕方がないので、プログラムとDLLを同じディレクトリにインストールし、DLLを専用にしてしまう方法でしのいだりする。
これでは、スタティックリンクの方がよっぽどまし。
そんな、よく分からない状況から20年近く経った。
今では、ディスクにもゆとりがある。メモリも余裕!
もうDLLなんていらない。
私は、スタティックリンクに戻りましたよ。
そちらの方が、よほど効率が良い。
しかも、長く使える。
そして、OSバージョンや、環境変化に強い。
だからDLLなんてもういらない。
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